高尿酸血症のイメージ画像

尿酸値が7.0mg/dLを超えると、高尿酸血症です。
健康診断などで尿酸値が高いと指摘された方や、痛風でお悩みの方は、「目白駅」より徒歩2分。通院便利な「目白駅前クリニック」へお気軽にご相談ください。

受診のススメ

尿酸値を高い状態のまま改善せずに放っておくと、次の2つのリスクがあります。
1つ目は、結晶となった尿酸によるリスクでは、痛風(痛風関節炎)、腎障害などを引き起こします。
2つ目は、結晶となっていない尿酸によるリスクでは慢性腎臓病(CKD)や、さまざまな生活習慣病(メタボリックシンドローム高血圧症、心疾患など)などがあげられ、更に放置すると、これらの病気の重症化を高めるといわれています。
以上のことから、できるだけ早い段階で尿酸値を適正にすることが大切です。

高尿酸血症とは

高尿酸血症とは、尿酸値(血液中にある尿酸の濃度)が7.0mg/dLを超えた状態をさします。
この高尿酸血症の状態が続くと、血液に溶けきれなくなった尿酸が結晶となり、体内に蓄積されます手足の関節に沈着することにより、強い痛みを引き起こすのが痛風(痛風関節炎)です。

高尿酸血症は男性に多く急増

高尿酸血症の罹患者は、男性に多く年齢とともに増加しています。なお、女性罹患者は少ないものの、年齢とともにやはり増加しています。更年期をむかえ閉経すると高尿酸血症になりやすくなるので注意が必要です。
痛風で通院中の人は、全国で125万人 (2019年時点) を超えています。痛風の原因となる高尿酸血症の罹患者は、その約10倍と推定されておりますので、1,000万人以上となります。
他の生活習慣病の患者は、高血圧症が4,000万人、糖尿病が予備軍と合わせて2,000万人、慢性腎臓病が1,300万人と推定されております。よってこの高尿酸血症の患者数は極めて大きいことが分かります。

高尿酸血症の原因

尿酸を作る量と出す量のバランスが崩れると高尿酸血症になります。

健康な人の体内では、約700mg/日の尿酸が作られます。同量が尿・便として排泄されており、常に1,200mgの尿酸が体内に蓄積されています。
尿酸値は、尿酸を作る量と出す量のバランスにより保たれていまが、作る量が増えたり、出す量が減ったりすると、そのバランスが崩れ、尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態が高尿酸血症です。

バランスが崩れる主な原因は、食べすぎ、アルコール摂取過多、強いストレス、激しい運動、腎機能低下があげられます。

高尿酸血症の種類

高尿酸血症には、尿酸を作る量が多いタイプ(尿酸産生過剰型)、尿からの排泄が少ないタイプ(尿酸排泄低下型)、便からの排泄が少ないタイプ(腎外排泄低下型)、それらが混ざったタイプ(混合型)があります。
尿酸産生過剰型と腎外排泄低下型を合わせて腎負荷型と呼びます。

結晶となる尿酸が原因の症状・疾患

痛風

痛風は、関節にたまった尿酸の結晶が剥がれ落ちることで起こります。「風が吹いただけでも痛い」と例えられるように痛風発作は激痛を伴います。また痛風の発作が起こりやすい時間帯や季節があります。

痛風の症状が起こりやすい季節としては、たくさん汗をかき脱水状態になる夏が多いです。尿酸値(血液中にある尿酸の濃度)が上がるためとされています。

尿酸値が高いほど、また高い状態が長く続くほど痛風のリスクは高まります。
痛風発作やその再発を予防するためには高尿酸血症の治療開始とともに、痛みがなくても尿酸値を6.0mg/dL以下に抑えることが大切です。

腎障害・尿路結石

尿酸は主に腎臓から排泄されるため、尿酸の結晶が腎臓にたまると炎症を起こし腎機能が低下します。
尿路で尿酸が結晶になると尿路結石やカルシウム結石が生じ、尿管に結石がつまる尿管結石では激しい痛みを伴い血尿が出ることがあります。

結晶となっていない尿酸が原因の症状・疾患

慢性腎臓病(CKD)

尿酸値が高い状態が継続されることで、ゆっくりと腎臓の機能が弱っていく病気です。
初期は自覚症状がありません。
最近の研究では、尿酸が直接、腎臓に悪影響を与えていると考えられています。