目白駅前クリニックの内科では、健康診断などでコレステロール値(LDL,TG)が高いと指摘された方や、脂質異常症でお悩みの方は、「目白駅」より徒歩2分。
通院便利な「目白駅前クリニック」へお気軽にご相談ください。
受診のススメ
脂質異常症は、自覚症状が無い状態であっても健康診断の結果を受け、早く治療を始めることが重要となる疾患になります。治療についてのご不明点などは診察時に何でも遠慮なくご相談ください。
脂質異常症について
動脈硬化の大きな危険因子の一つとなる脂質異常症は狭心症や心筋梗塞などを含めた心臓病と、脳出血や脳梗塞などの脳卒中に大きく関与する動脈硬化の原因です。また日本人の死因第1位は「がん」ですが、心臓病と脳卒中を合わせると総死亡の約20%を占めます。
動脈硬化は、心臓から体の各部分へ血液を運ぶ動脈が硬くなる疾患です。加齢・脂質異常・喫煙・飲酒・糖尿病・高血圧などの危険因子が重なって発症すると考えられています。危険因子の影響で血管内皮に損傷が起きると、LDLコレステロールが入り込みやすくなり、血管内宮が狭くなると同時に、血管が硬くなり脆くなります。そのため、血液の流れが悪くなったり、、脂質と血液が混ざることで血栓(血のかたまり)ができて血液の流れが悪くなります。
さまざまな危険因子によって動脈硬化へと進行が促進されてしまいますが、危険因子を除いていけば進行を遅らせることができます。
脂質異常症の原因と症状
脂質異常症が発症する主な原因は、エネルギー過多の食生活や、嗜好品(タバコ・お酒など)の過剰摂取、運動不足などの環境的要因が重なって引き起こされると考えられています。
脂質異常症自体には自覚症状がほぼ見られません。
血液検査や健康診断で指摘されて気づくケースがほとんどで放置状態を続けると心筋梗塞や脳卒中などの発症原因と言われている動脈硬化が進行します。
脂質異常症の診断基準
脂質異常症診断基準(空腹時採血)※1
| 高LDLコレステロール血症 | LDLコレステロール | 140mg/dL以上 |
|---|---|---|
| 境界域高LDLコレステロール血症※2 | 120~139mg/dL | |
| 低HDLコレステロール血症 | HDLコレステロール | 40mg/dL未満 |
| 高トリグリセライド血症 | トリグリセライド | 150mg/dL以上 |
| 高non-HDLコレステロール血症 | Non-HDLコレステロール | 170mg/dL以上 |
| 境界域高non- HDLコレステロール血症 ※2 | 150~169mg/dL |
日本動脈硬化学会(編集): 動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版参照
- ※1:10時間以上の絶食を「空腹時」としています。但し、水やお茶などカロリーのない水分摂取は可能としています。
- ※2:スクリーニングで境界域高LDL-C血症、境界域non-HDL-C血症を示した場合は、高リスク病態がないか検討した上で治療の必要性を考慮します。
脂質異常症の治療
初期の段階の脂質異常症の治療は、生活習慣の改善が基本となります。食事療法と運動療法から始めます。
薬物療法の開始基準は、生活習慣の改善で目標とする脂質管理値に達しない場合や、糖尿病や慢性腎臓病を合併しているなど、動脈硬化性疾患のリスクが高い患者様の場合は、薬物療法が検討されます。
脂質異常症の薬物療法では、血液検査で確認された脂質の異常種類と、動脈硬化性疾患のリスクに応じて、スタチン系薬、フィブラート系薬、小腸コレステロールトランスポーター阻害薬、オメガ3-脂肪酸製剤などが選択・併用されます。
多くの場合、生活習慣の改善(食事・運動療法)で目標値に到達しない、または重症度やリスクが高い場合は薬物療法を開始します。